皆さんのご家庭では、毎月食費にどの程度の金額を使っているでしょうか?
もちろん、人数や性別などによって食費は大きく変わりますが、電気代やガス代、水道代、多くの食材が値上がりしている現代では、食費もできる限り抑えなければなりません。
しかし、食事は人間にとってなくてはならないものですから、極端に減らすことはできないですよね。
食費を節約するならば、栄養が摂れる食材を安価に購入したり、余計な物を購入しない工夫が必要となります。
この記事では、そんな「気軽にできるおすすめの食費の節約術」について解説していきたいと思います。
電気やガス、水道代と共に節約したい「食費」
2023年6月より、地域によって電気代が大幅に値上がりしました。
ガス代や水道代に関しても、同じように2022年~2023年にかけて値上がりしています。
そして、食品に関しても、非常に多くの食材が値上がりしており、「贅沢していないのに生活が苦しい」といった家庭も急増しています。
そのため、光熱費や食費などすべての面で節約する必要があるのです。
特に食費は、支出の中で最も大きな金額になるものなので、上手に節約したいところです。
ちなみに、3人世帯の場合はおよそ73,000円(外食&酒類含む)の食費が掛かっているといわれています。
家族が1人増えるごとに15,000円の食費が増える計算となるので、5人家族であれば10万円を超えるわけです。
気軽にできるおすすめの食費の節約術
それでは、実際にどんな家庭でも気軽にできる食費の節約術をいくつか挙げていきましょう。
①自炊を増やす
外食の回数を極端に減らしてしまうと、精神衛生上良くないと言えます。
そのため、それほど外食費は減らさずに、いかに普段の食卓において「加工食品を購入せずに自炊で済ませるか」がとても重要となります。
例えば、「今日は時間もあまりないし疲れているからご飯だけ炊いて総菜を購入しよう」といったことがありますよね。
揚げ物やサラダなどを家族分購入すると、意外と2,000円以上掛かってしまうものです。
しかし、そこで踏ん張り手軽に作れる自炊メニューを作ることで、1,000円程度でおかずが作れることでしょう。
たった1回で1,000円もの食費が浮くわけですから、1ヶ月に3~4回頑張ることで数千円は節約できるのです。
②余りものの食材を無駄にしない
食費を削減するならば、「食材の期限が過ぎ食べれなくなってしまった」ということをゼロにするべきです。
誰もが冷蔵庫にある食材や、野菜室に入れた野菜類などを腐らせてしまった経験があるはずです。
しかし、余りものでメニューを考えるのはなかなか難しいですよね。
10年以上主婦(主夫)をしている人であればパパっと考えが浮かぶかもしれませんが、それ以外の人はなかなか思いつかないはずです。
そこでおすすめなのは、やはり「ネットやアプリを利用すること」でしょう。
例えば、「ピーマン タマネギ 卵」と検索してみると、その食材を利用したメニューがいくつも出てきます。
実際に調べてみると、「タマネギとピーマンの卵入り炒め」や「ふわふわ卵のピーマンとタマネギスープ」などが検索されます。
これだけでも十分にメニューが見つけられますが、さらに便利なのが「アプリ」を使用する方法です。
最近だと、余った食材でAIがレシピを自動生成する無料iPhoneアプリ『Amarimo(アマリモ)』の提供が開始されました。
無料で利用できますし、月額480円を支払えば対応する食材や調味料も多くなります。
③PB商品を積極的に購入する
食材に限らずですが、物を購入する際にネームバリューのある商品を優先する人は多いですよね。
醤油だったらキッコーマン、マヨネーズだったらキューピーというように、そのジャンルのトップブランドは安全に美味しく食べれるので、好んで購入する人も多いことでしょう。
しかし、現代では、「PB(プライベートブランド)商品」を販売しているスーパーも多いものです。
- イオン=トップバリュ
- セブン&アイホールディングス=セブンプレミアム
- 西友=きほんのき・みなさまのお墨付き
- ライフ=スマイルライフ・ライフプレミアム・ライフナチュラル・スターセレクト
- マルエツ=maruetsu365
このように、各スーパーでは必ずといっていいほどPB商品が販売されています。
安全な食品や加工品でありながらも、「安い」というのが最大の特徴です。
やはりネームバリューのあるNB(ナショナルブランド)よりも多少味が落ちるケースもありますが、十分に美味しく食べれるレベルです。
食材や加工品などをPB商品にするだけでも、かなり食費を節約することができることでしょう。
まとめ
今回は、「気軽にできるおすすめの食費の節約術」について解説してきました。
- 自炊を増やす
- 余りものの食材を無駄にしない
- PB商品を積極的に購入する
これらの工夫を実践することで、間違いなく食費を抑えることができます。
「食材の値上がりで生活が苦しいな」と感じている人は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
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