電気代の値上がりで多くの家庭で「節電」への意識が高まっているかと思います。
いかに電気を使わないように生活するかを一生懸命考え実践しますが、無理をしすぎると生活の快適さが大幅に下がってしまいます。
現代では、様々な節電ができる家電が販売されており、生活の快適さを下げることなく節電することが可能となっています。
この記事では、そんな「節電ができるおすすめ家電」について解説していきたいと思います。
費用は掛かるがメリットは非常に大きい
節電ができる家電は、総じて価格が高めとなります。
最新技術が使われていて、発売からそれほど時間が経っていない商品がほとんどなので、人によっては購入するのをためらってしまうかもしれません。
しかし、それでも節電効果の高い最新家電に買い替えた方が良いと言えるでしょう。
例えば関東では、約16%も電気代が上昇しています。
全国各地で2023年6月に値上がりしていて、沖縄では約33%、北陸に関しては約40%も電気代が値上がりしています。
今後しばらくは値下がりする可能性が低く、むしろさらに値上がりする確率の方が高いと言えるかもしれません。
それゆえに、多少費用は掛かっても、長期的に考えれば節電効果の高い家電に買い替えることは「あり」だと言えるのです。
おすすめの節電ができる家電
それでは、実際に節電効果の大きい家電をいくつか挙げていきましょう。
①冷蔵庫
中に入っている食材や飲料を常に冷やしているわけですから当然ですよね。
最新家電では、「使わない時間帯に自動で節電モードになる冷蔵庫」が販売されるようになりました。
ドアの開閉が行われない時間帯には、使用する電力を自動でセーブしてくれるため、節電効果が高いのです。
他にも、高性能な断熱材を使用していたりと、節電効果が高い冷蔵庫は多いものです。
②洗濯機

洗濯機も、毎日使用する可能性が高い家電ですよね。
多くの電気が必要となる家電なだけに、節電機能の高い最新家電に買い替えれば大きな節電効果が見込めます。
最新の洗濯機には、「自動調整機能」が付いていることが多いです。
節電効果はもちろん、節水効果も得られるわけです。
さらに、昔から使用されている縦型の洗濯機よりもヒートポンプ式のドラム式洗濯機の方が節電効果も節水効果も高くなります。
ドラム式洗濯機は値段がかなり高額になりますが、思い切って購入するのも良い判断だと言えるでしょう。
③エアコン

エアコンは、数ある家電の中でも特に節電効果が高くなっている家電であると言えます。
まずは「インバーター運転」です。
この機能は、部屋が快適になったらすぐに最低限の電力使用に抑えるもので、これにより余計な電力を使わずに済むわけです。
また、「フィルターの自動清掃機能」のレベルも上がっています。
フィルターが汚れるだけで大幅にエアコン効率は低下してしまいますが、この自動清掃機能があることで常に必要最低限の電気量のみを使用する状態となるのです。
近年では、「AI機能」も追加されているエアコンもあります。
これは、AIが部屋の状況を学習し、人の体感温度や人数などを把握して、最適な風を送り届ける機能となります。
無駄に冷やすことがなくなるため、節電効果が非常に高くなります。
④テレビ
ネットの普及によってテレビを観なくなった人もいますが、それでもまだまだ日常的に観ている人の方が圧倒的に多いのが「テレビ」です。
人によっては一日数時間は観ているといったケースもあるはずです。
テレビの節電技術もかなり向上していて、10年前のテレビよりも最新テレビの方が約30%もの節電効果があると言われています。
その理由として挙げられるのが、「パネルの高効率化」です。
LEDバックライトを採用し、電力消費を抑えているのです。
また、最新テレビでは「明るさセンサー」が付いていることも多いです。
これは、部屋の明るさをセンサーで判別し、その明るさに最も合った画面の明るさに調整するといった機能です。
商品によっては、テレビの前で寝てしまった時など、動きがないことを感知して自動電源オフになる機能が付いているケースもあります。
まとめ
今回は、「節電ができるおすすめ家電」について解説してきました。
ここで挙げた「冷蔵庫」「洗濯機」「エアコン」「テレビ」の4つの家電は、購入する際にかなり高額となってしまいますが、その節電効果は圧倒的に高いと言えます。
長期的にみれば大きな節電効果が得られるので、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか?
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